太田インテグラNTFで初入賞!
杉澤MR2は2位フィニッシュで連続入賞
サーキットアタックと同日、関越スポーツランドでは埼群ジムカーナの第4戦が小雨の中開催された。
完全ウェットでの勝負かと思われたヒート1はブリーフィングの前から止んだ雨のために、ウェットからハーフウェットへコンディションを変化させた。ゼッケン11番の杉澤MR2は急遽ダンパーセッティングだけ、ドライ方向へ修正した。
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そして、ヒート1、N2勢が1分20秒台の戦いを演じ、いよいよN3がスタート。SW20、ロードスターが1分22秒台を記録して、「アクション風見TACC壺MR2」の杉澤がスタート。しかし、その杉澤はスタートでホイールスピンを盛大に起こしてしまい、グリップを取り戻そうと、アクセルを緩めた途端に回転がドロップというここ最近に見ない大失敗スタートとなる。続く1コーナーの立ち上がりでアクセルオンと同時にテールを振り出してしまう。続く右サイドターンで、今度は加減しすぎてグリップターンとなってしまった。さらに続く左コーナーで致命的なハーフスピンまがいの挙動を起こしてしまう。それでも諦めずにアクセルを踏み続けていると、投入したニュータイヤのグリップが出てきた。最高速度計測地点ではこれまでの最速となる88km/hをマーク。しかし最後のテクニカルセクションの進入でまたもや大カウンター!ギアも入れそこなうという致命的なミスを犯す。それでも270度ターンをなんとかクリアしてフィニッシュ。タイムは「1分20秒22でベストタイム更新!」とアナウンス。しかし直後にスタートした水原MR2に約0.4秒上回られて2位となる。
ヒート2は残念ながらヘビーウェット。もうタイムアップは望めない。しかし、杉澤は一本目のミスから考えると、タイムアップの可能性もあると考え(妄想)、ヘビーウェットセッティングで2本目に挑んだ。ヒート1とは違い、次々と作戦通りの走りで踏んでいく杉澤。最高速も84km/hをマーク。270度ターンも決めてフィニッシュ!タイムは・・・1分20秒94・・・やはりタイムアップならず・・・結局2位入賞は果たせたが連勝の夢はかなわなかった。
NTFにエントリーしている太田インテグラはミラージュからスイッチしてからというもの、ドライビングに悩み続けていた。しかし、この第4戦では4位入賞という結果を残すことができた。
ヒート1はN3同様、ハーフウェットというか、かなりドライに近いコンディションへと変化していた。しかし、太田は無理をせず慎重に走行し、1分23秒85でまずはこの時点でトップタイムを更新する。その後、金子、小林、持田の3台に抜かれて4位まで下がる。
しかし、天候は午後に悪化し、タイムアップは望めなくなった。上位陣も含めて、軒並みタイムダウンするNTF。結局太田インテグラの4位入賞が決定した。
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