こんにちは。佐藤です。
改めまして、やりました!第7戦 優勝です。
ありがとうございました。
今回の会場は、地元石川県のお隣福井県にあるAP今庄です。
今庄は、自分にとってとても思い入れの強いコースで、ダートラ2年目の2010年。
JAFカップに翌年から全日本に挑戦するかどうかを占いに行ったコースで、
小山さんに初めて関東以外のコースでの勝負に連れ出していただいて、
それからのダートラ人生をいろいろ決めるきっかけになったコースです。
よくよく思い出してみると
2010年 JAFカップ3位 翌年から全日本に挑戦を決める(小山さんぶっちぎり優勝。今でも悔しい。)
2011年 公開練習ではじめてTOPをとる。
2012年 この年2勝目。初めてチャンピオン争いの挑戦権を得る。貴重な経験をする。
2013年 シリーズトップでありながら本番走行できず。意気消沈。
2014年 最終戦へのチャンピオン争いの生き残りをかけて挑戦。
自分にとって毎年何かもらってくるコースです。
そんなこんなで、気合十分で行ってまいりました。
シリーズ争いに敗れるか、最終戦にもつれ込むかの瀬戸際のイベントだったのですが、
一つだけテーマを持って臨みました。
「自分を信じて、自分流で勝っても負けても自分らいしく走ってくる。」
正直メンタルは強くはないんです。
でも、廻りに惑わされず、走り方もラインもタイヤ選択も自分が決めたものを信じて挑戦して
結果はどうあれ満足して帰ってくることだけ心に決めてました。
そんな感じで簡単に言うと「普通に走る」っと、自分の心におまじないを掛けてはいたのですが・・・。
1本目。自分らしく!?珍走してきました。
自分を落ち着かせたふりをしていたのですが、やはり負けたら終わりというのが心のどこかから湧いてきていたようで
頭の中で何十回と走行したコースで、1コーナ後のクロスラインの履けた路面が視界に入った瞬間。
体がそちらに反応して・・・まさかのミスコースを仕掛けてしまい、その後はご想像の通り・・・。
ゴール後もなかなか自分を取り戻せず。
チャンピオンになる人はやっぱりとんでもない壁を越えてるんだな。っといじけていました。
そんな時、今までお世話になった人たちの言葉を思い出していました。
「普通に走れば勝てるよ。」
「ムキになってる佐藤君を見て勝てないと思ったよ。」
「君は一コーナーがうまくいけば全てうまくいくけど、一コーナーを失敗したら全部だめだね」etc
自分の事なのに、廻りから見てくれている方々のほうが、よくわかっていたりするんですよね。
皆さんの言葉でおまじないを掛け、ドギマギする気持ちを落ち着かせようとしながら、
2駆、4駆の見れるすべての方の走行を見て
「やっぱり自分のイメージは間違っていないよな。イチカバチカは必要ない。自分らしく普通に走ろう。」と
皆さんのおかげで、自分を取り戻して2本目に臨むことができました。
後は、小山さんに教わりながら作ってきた小山流+αをやるだけです。
路面も今年の練習会では見ることがなかった超硬質路面となり、散水はありましたが大好きな92Rを迷うことなく投入です。
細かくは失敗もありベストではなかったかと思いますが、ポイントポイントでは自分の思い描いた走りはできたと思います。
これで、2連勝今シーズン3勝目(新記録)。気持ちが昂るイベントでの逆転勝利とまた良い経験ができました。
今年も、最終戦タカタでチャンピオン争いです。
今回より、緊張するでしょう。自分を見失うかもしれませんが、これまで2回の最終戦シリーズ争いも経験できてます。
最終戦も勝とうが負けようが今の自分はこれなんです!!っと自分を信じて自分らしくやってきたいと思います。
応援よろしくお願いいたします。
それでは。
レース ラリー ダートラ ジムカーナ
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