みなさんこんにちは!
競技車両のワークスカラー、カッコよくて憧れますよね。このカラーリング、アクションではどのように作業をしているか、ご紹介します。
今回はジムカーナ―で活躍しているDC2インテグラに、オーナー様と共同作業で施工します。
事前に、松本のサクラ看板さまから、切断済のカッティングシートが送られてきます。
それを前後左右のパーツ毎に切り分け、余分な部分を取り除きます。
コーナー部分をマスキングテープで補強して、下準備完了です。
次に、車体をシリコンオフ等で脱脂、ドアの折り返し部分も綺麗に清掃、脱脂して、支障のあるエンブレムやボンピン、シール等を事前に外します。
いよいよ貼付け!の前に、図面と車体にシートを合わせて、アタリ(位置決め)を付けます。全て貼り合わせなので時間が掛かります。
ここで「 5ミリ前!、後ろ! 」と、上下前後を「 5ミリ 」単位で調整していきます。ここを慎重に決めないと、取り返しのつかないことになります。
はじめにイエロー、次にブラック、その次にシルバーを貼っていきます。ボディの曲面や段差に沿って、伸ばす方向に一定に貼っていかないと皺になります。
最後にACTIONとBODY FACTORYの文字を貼って完成!
下準備に約2時間、前側1~2時間、後ろ側2~3時間、左右約3時間づつ、その他で合計2日間の作業です。
長尺物を扱いますのでオーナー様にもお手伝いいただき、位置決めを確認しながら進めていきますので、貼り上がった時は、最高の満足感を得られます。
完成してご満悦のオーナー様。
仕上がりは、粗を探せば限りがないのですが、そこはご愛敬ということでご勘弁を。
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